当社では、自動車保険を使った板金修理のお客様から、自費での修理で「なるべく安く直したい」とご希望されるお客様まで、広く対応できるように様々な修理方法をご提案させて頂いております。
新品部品を使用した板金修理を基準として、その他にリサイクル部品を使用したり、通常では交換となってしまう物を修理可能な場合は出来るだけ使うようにするなど、お車の板金修理にいくつかのプランをご提案してその作業方法の違いやメリット、デメリット等をお客様にご説明致します。
疑問に思われることは遠慮無く何でもお聞き下さい。
*板金については、専用工具(セレット社製 フレーム修正機、セレット社製 フレーム測定器、バイスバース社製 アライメント四輪アライメントテスター)を使用して作業を行っております。
*塗装については塗装ブース(アンデックス社製)にて専用塗料(メルセデスベンツ:スタンドックス、国産車:各社指定塗料)を使用して作業を行っております。
板金・塗装の流れ
へこみ・ひずみの確認
最初に、へこみの様子を確認します。少しのへこみでも、ひずみがかなり広範囲にわたっていることがあります。どこまでがひずみで、どこまで修正するのか、ここで見きわめます。
周辺部分の取り外し
鈑金が必要なパネルの付属部品を取り外します。
塗膜の剥離
ここからが、鈑金の本作業です。1.で確認したひずみの範囲の塗装面を、サンダーで削り、鉄板むき出しの状態にします。これは、次の作業でワッシャーを溶接するのに必要な作業となります。
溶接・引き出し、たたき出し
鉄板を伸ばさず、板金パテの使用量を減らすため、丁寧に作業を行います。
パテ塗り
板金(鈑金)が終了後にパテを塗り、その後に元の状態にする為に、ペーパーを使いパテを削り形成します。
1次サフェ
ペーパーで削った後に、サフェーサー(ねずみ色の塗料)で塗装しペーパーの削り具合を確認します。凹凸が多い場合は、再度、ペーパー仕上げします。
調色
色合わせは、長年の職人技と目で調色機材を使い、色合わせをします。
塗装、クリアー、パール塗装
塗装は、塗装ブースにて下地が見えなくなるまで完璧に塗ります。他の範囲に塗料が飛ばないように、マスキング(養生)します。パール色の場合は、さらにパール色を塗装します。塗装後に塗料を守り、ツヤを出す為にクリヤー(無色透明)を塗ります。
仕上げ、組み付け、完成
最後に仕上げ磨きを細かいペーパーで削り、表面にツヤを出しサラサラにします。組み付け、磨きを完成後に、お車をピカピカにして納車となります。